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牒状
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ちょうじょう
ふりがな文庫
“
牒状
(
ちょうじょう
)” の例文
今し、南風に託し、一便の
牒状
(
ちょうじょう
)
をもたらしたまわば、即ち、内に乱を発し、曹操の首を火中に挙げて呉陣に献ぜん。是れ、故国亡主の怨をすすぐ所にして、また天下の為なり。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
檜垣の門徒から馬場和泉守へ宛てた
牒状
(
ちょうじょう
)
なるものゝ真偽については、何処にも明記してないけれども、此の前後の事情から推して、
贋物
(
にせもの
)
であったことは疑うべくもないのである。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
牒状
(
ちょうじょう
)
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「住居がわからなくては、果し合いの
牒状
(
ちょうじょう
)
が
遣
(
つかわ
)
せぬ」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“牒状”の意味
《名詞》
回覧する文書。回章。
訴状。
(出典:Wiktionary)
牒
漢検準1級
部首:⽚
13画
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
“牒”で始まる語句
牒
牒号
牒者
牒合
牒報
牒文
牒述