片落かたおち)” の例文
例えばその文の大意に嫉妬の心あるべからずというも、片落かたおちに婦人のみを責むればこそ不都合なれども、男女双方の心得としては争うべからざるの格言なるべし。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
牡犬なれば悪性にても不能にても苦しからずや。議論片落かたおちなりと言う可し。けだし女大学の記者は有名なる大先生なれども、一切万事支那流より割出して立論するが故に、男尊女卑のへきは免かる可らず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)