片男波かたおなみ)” の例文
自分達はしばらくその壮観に見惚みとれていたが、やがて強いなみの響を耳にしながら歩き出した。その時母と自分は、これが片男波かたおなみだろうと好い加減な想像を話の種に二人並んで歩いた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)