“片男波”の読み方と例文
読み方割合
かたおなみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分達はしばらくその壮観に見惚みとれていたが、やがて強いなみの響を耳にしながら歩き出した。その時母と自分は、これが片男波かたおなみだろうと好い加減な想像を話の種に二人並んで歩いた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)