“父島”の読み方と例文
読み方割合
ちちじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて小笠原の父島ちちじまにいた時、私は朝となく、夕べとなく、この赤いトマトを食べ恍れていたものだ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
そして、水夫長と、元気な会員の川口と、泳ぎの達者な帰化人の父島ちちじまが、つぎつぎに船にやって来た。そして、手近なうく物を海へ投げこむと、ざあっ、と岩の方へ流れて行く。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)