“熱症”の読み方と例文
読み方割合
ねつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薬をんでいるし、手当も十分なはずなのに、どうしたのか、こんどの熱症ねつはさがらない。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうしてこう痩せてしまうのかしら——そこについ神経質な悩みと熱症ねつがからむ。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城太郎とこんな話をしているうちは、熱症ねつも体の痛さも忘れている彼女であった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)