トップ
>
熒
>
けい
ふりがな文庫
“
熒
(
けい
)” の例文
むしろ疑うべきだと、思い
惑
(
まど
)
ったものか、光秀のひとみはそのせつなに、燭を横に見ながら、
熒
(
けい
)
として
妖
(
あや
)
しくかがやいた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
日本の治この時に候ふ——という文言を吐いたとき、秀吉の
双眸
(
そうぼう
)
は、まったくその折のもののように、
熒
(
けい
)
として見えた。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かれの
熒
(
けい
)
とした眼は、やがて、弦之丞の
面
(
おもて
)
に、ゆるい微笑が彫られてくるのを見た。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
熒
部首:⽕
14画
“熒”を含む語句
熒惑星
熒々
熒星
熒光
熒惑
流熒
熒熒
熒眼
青熒