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焼野
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やけの
ふりがな文庫
“
焼野
(
やけの
)” の例文
旧字:
燒野
エイお立ちあいの衆!
焼野
(
やけの
)
のきぎす夜の鶴、子を思う親の情に変りはねえが、親を思う子の情は、親のねえ子ではじめてわかるものだ。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
焼野
(
やけの
)
の
雉子
(
きぎす
)
夜の鶴……為替の受取なぞがチラチラ混っている。そこで一同の中から二人の代表が選まれて、その手紙の主を長崎へ迎いに行く事になった。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
焼野
(
やけの
)
の
雉子
(
きぎす
)
、
夜
(
よる
)
の鶴、
錆田
(
さびた
)
の雀は子をかばう。いわんや、鯨は魚の長。愛情の深さはまたなかなか。……さて、皆々さま、これなるは、
突
(
つき
)
鯨の
寄
(
より
)
鯨の
流
(
ながれ
)
鯨のとそんな有りふれた鯨ではござりませぬ。
顎十郎捕物帳:19 両国の大鯨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
焼野
(
やけの
)
の
雉子
(
きぎす
)
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あああ、
焼野
(
やけの
)
の鶴に夜のきぎす——
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“焼野”で始まる語句
焼野原