焼原やけのはら)” の例文
旧字:燒原
場所によると、震災後の、まだ焼原やけのはら同然で、この貸本屋の裏の溝が流れ込んだはずの横川などは跡も見えない。古跡のつもりで、あらかじめ一度見て歩行あるいた。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)