“無量寿経”の読み方と例文
読み方割合
むりょうじゅきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その翌日私は浄土宗の三部経中の無量寿経むりょうじゅきょうに説明してある五悪段というものは、チベットの経文中にないという話をしますと
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
無量寿経むりょうじゅきょう上巻の本願の文を引いて云う。念仏は最も優れ余行は劣る。それは名号の中には万徳が備わっているからである。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
北国特有の月が、ふと、吹雪の空に冴える夜など、ふと、そこから朗々と、無量寿経むりょうじゅきょうの声が聞えることがある。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)