烈刀れっとう)” の例文
弦之丞の烈刀れっとうにあたって血みどろになったものが、少なくも八、九名はのた打っている筈だが、残余の氷刃が一ヵ所に晃々こうこう集立しゅうりつすると、いっこう人数が減ったとはみえない。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)