“為着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しき50.0%
シキ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戸は開け放して、竹簾たけすだれが垂れてある。お為着しきせの白服を着た給仕の側を通って、自分の机の処へ行く。先きへ出ているものも、まだ為事しごとには掛からずに、扇などを使っている。
あそび (新字新仮名) / 森鴎外(著)
此を衣配キヌクバりというた。此が近世まで続いて、武家時代になつても、召し使ひに為着シキせを呉れるといふ習慣があつた。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)