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炯々
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けい/\
ふりがな文庫
“
炯々
(
けい/\
)” の例文
車上には山賊四人を縛して載せたるが、その眼は猛獸の如く、
炯々
(
けい/\
)
として人を射る。瞳黒く
貌
(
かほ
)
美しきカラブリア人あり。銃を負ひて、車の兩邊を騎行せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
さう云ふ時は翁の
炯々
(
けい/\
)
たる目が大きく
睜
(
みは
)
られて、遠い遠い海と空とに注がれてゐる。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
太く幅広き一文字眉の下に
炯々
(
けい/\
)
たる眼光を輝やかして吾を見上げ見下す体なり。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
支倉は根岸の
炯々
(
けい/\
)
たる眼光に射られながら、跳返すよう答えた。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
炯
漢検1級
部首:⽕
9画
々
3画
“炯”で始まる語句
炯眼
炯
炯炯
炯然