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炯
ふりがな文庫
“炯”の読み方と例文
読み方
割合
けい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けい
(逆引き)
鎌首をもたげたままじっと睨むようにしている。だからわれわれには、ちょっと気づかぬことも多いのだが、助七などはそこは、さすがに
炯
(
けい
)
眼である。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
蛇のように
炯
(
けい
)
けいとした鋭い彼女の眼は、もうすっかり私を呪縛してしまったので、この怖ろしい老女から眼をそらすことも、身をひくことも出来なくなった。
世界怪談名作集:10 廃宅
(新字新仮名)
/
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン
(著)
不愍
(
ふびん
)
ではあるが、お久良と新吉とを、このまま放してやることはなるまい——と、法月弦之丞の眸は、いつのまにか、
炯
(
けい
)
として、一脈の
凄味
(
すごみ
)
を帯び、お久良の返辞を
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炯(けい)の例文をもっと
(3作品)
見る
炯
漢検1級
部首:⽕
9画
“炯”を含む語句
炯々
炯眼
光炯
御炯眼
炯炯
炯然
爛々炯々
“炯”のふりがなが多い著者
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン
中村清太郎
吉川英治