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火酒
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ウォトカ
ふりがな文庫
“
火酒
(
ウォトカ
)” の例文
働く人間、彼らのいわゆる「黒い町」の住人どもに与えられているのは、ブルジョア国家がその税で富むところの
火酒
(
ウォトカ
)
と教会と無智であった。
スモーリヌイに翻る赤旗
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ストーヴの傍にいた家族の者らしい老夫婦が、ヴァイオリンと
竪琴
(
ハープ
)
とでそれに和した。私はエビス・ビールが我慢出来なかったので、酒台のところに立って
火酒
(
ウォトカ
)
を飲んだ。
ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
火酒
(
ウォトカ
)
、ブドー酒、ビール、すべてアルコールの入った飲物を一斉に——売り出すのか? そうじゃない、反対だ。
勝利したプロレタリアのメーデー:モスクワの五月一日
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
火酒
(
ウォトカ
)
と教会と悲しい民謡があっただけだ。革命によって解放されたプロレタリアートが、一般に文化水準を高めて来たとき、はじめて、本ものの階級の文学をもつようになって来たのだ。
ソヴェト文壇の現状
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
労働の規律のために、工場内の酔っぱらい、ノラクラ者は厳重に仲間から批判され、往来で、
火酒
(
ウォトカ
)
の瓶をズボンのポケットからはみ出させながらフラついてる者は、ごくたまにしか見られなくなった。
ソヴェト文壇の現状
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
“火酒”の意味
《名詞》
ウォッカなどのアルコール度数の高い蒸留酒。
(出典:Wiktionary)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火事