“火叫”の読み方と例文
読み方割合
ひたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でん! と公卿の体は内陣の床にたたき捨てられ、同時に彼の手から躍った火の鞠が一条の炎の線を曳いたままはるか須弥壇しゅみだん礼座らいざの辺までビユッと火叫ひたけびしながら飛んで行った。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)