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澹乎
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たんこ
ふりがな文庫
“
澹乎
(
たんこ
)” の例文
もし悟るといふことを全然悟らざるといふ事に比ぶれば、多少は静平にして
澹乎
(
たんこ
)
たる妙味ありと
雖
(
いへども
)
、是も一種の階級のみ、人間は遂に、多く弁ぜざれば多く黙し、多く泣かざれば多く笑ひ
我牢獄
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
玄々不識の
中
(
うち
)
にわれは「我」を失ふなり。而して我も
凡
(
すべ
)
ての物も一に帰し、広大なる一が凡てを占領す。無差別となり、虚無となり、
糢糊
(
もこ
)
として
踪跡
(
そうせき
)
すべからざる者となるなり。
澹乎
(
たんこ
)
たり、
廖廓
(
れうくわく
)
たり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
澹
漢検1級
部首:⽔
16画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“澹”で始まる語句
澹泊
澹
澹山
澹所
澹蕩
澹台滅明
澹然無極
澹臺滅明