“澹乎”の読み方と例文
読み方割合
たんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし悟るといふことを全然悟らざるといふ事に比ぶれば、多少は静平にして澹乎(たんこ)たる妙味ありと雖(いへども)、是も一種の階級のみ、人間は遂に、多く弁ぜざれば多く黙し、多く泣かざれば多く笑ひ
我牢獄 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
玄々不識の中(うち)にわれは「我」を失ふなり。而して我も凡(すべ)ての物も一に帰し、広大なる一が凡てを占領す。無差別となり、虚無となり、糢糊(もこ)として踪跡(そうせき)すべからざる者となるなり。澹乎(たんこ)たり、廖廓(れうくわく)たり。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)