トップ
>
漢楚軍談
>
かんそぐんだん
ふりがな文庫
“
漢楚軍談
(
かんそぐんだん
)” の例文
この
素裸
(
すはだか
)
なクーリーの体格を眺めたとき、余はふと
漢楚軍談
(
かんそぐんだん
)
を思い出した。昔
韓信
(
かんしん
)
に股を
潜
(
くぐ
)
らした豪傑はきっとこんな連中に違いない。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すなわち、「
真田三代記
(
さなださんだいき
)
」、「
漢楚軍談
(
かんそぐんだん
)
」、「
三国志
(
さんごくし
)
」といったような人間味の希薄なものを読みふけったのであった。
科学と文学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
けれどもこれだけの用意さへすれば、果して彼等の云ふやうに、人間らしい英雄を示し得るであらうか? たとへば諸君の軽蔑する「
漢楚軍談
(
かんそぐんだん
)
」を
披
(
ひら
)
いて見るが好い。
大久保湖州
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
漢楚軍談
(
かんそぐんだん
)
、
忠義水滸伝
(
ちゅうぎすいこでん
)
のようなものばかり読んだのでございます。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
漢楚軍談
(
かんそぐんだん
)
」「
三国志
(
さんごくし
)
」「
真田三代記
(
さなださんだいき
)
」の愛読者であったところの明治二十年ごろの
田舎
(
いなか
)
の子供にこのライネケフックスのおとぎ話はけだし天啓の稲妻であった。
読書の今昔
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
楚
漢検準1級
部首:⽊
13画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
“漢楚”で始まる語句
漢楚