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滾滾
ふりがな文庫
“滾滾”の読み方と例文
読み方
割合
こんこん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんこん
(逆引き)
静かではあるが、ずっと深いところから
滾滾
(
こんこん
)
と湧いて来る感じである。或はとく子一人に対するものではないかも知れない。
澪標
(新字新仮名)
/
外村繁
(著)
更に登ること
少許
(
すこしばかり
)
にして、路傍に小山の如き巨岩が
峙
(
そばだ
)
ち、右に大残雪があって雪解の水が
滾滾
(
こんこん
)
と流れている、それを見ると誰しも一口飲まずには通れない。
白馬岳
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
失恋の
一時
(
ひととき
)
に
彳
(
たたず
)
むショパンの右手は、こうして、忘れ果てたあの懐しい情歓を奏でるのだ。
滾滾
(
こんこん
)
と絶え間なく流れ落ちる噴き上げの水の中に、華やかな虹色の水滴を転ばせながら。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
滾滾(こんこん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“滾滾”の意味
《名詞》
水が絶えず盛んにわき出す様子。
物事が絶えず起こるさま。
弁舌が尽きないさま。
(出典:Wiktionary)
滾
漢検1級
部首:⽔
14画
滾
漢検1級
部首:⽔
14画
“滾”で始まる語句
滾
滾々
滾転
滾〻
滾沸
“滾滾”のふりがなが多い著者
原口統三
外村繁
鈴木大拙
木暮理太郎
永井荷風