滋養やしなひ)” の例文
汝の聲はそのあぢはじめいとはしとも、後消化こなるゝに及び極めて肝要なる滋養やしなひを殘すによりてなり 一三〇—一三二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
牛肉の肉汁が滋養やしなひになるのはよく判つてゐるが、少し値段が張り過ぎるからといつて、格安な代用品を発明した男がある。それは「猛優」といふ名前で知られてゐる役者の沢村訥子である。
この蛇そのひとりの、人はじめて滋養やしなひをうくる處を刺し、のち身を延ばしてその前にたふれぬ 八五—八七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
訥子といへば「血達磨ちだるま」や「丸橋忠弥」の立廻りで、牛のやうにえながら牛のやうに挌闘かくとうするので聞えた男だが、あれだけの激しい立廻りをするのは、何か特別の滋養やしなひを採らなければならない。
滋養やしなひをうくるに及ばざるものいかにして痩するを得るや。 一九—二一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)