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挌闘
ふりがな文庫
“挌闘”の読み方と例文
読み方
割合
かくとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくとう
(逆引き)
無理の圧迫が
劇
(
はげ
)
しい時には弱虫の本性を現してすぐ泣き出すが、負けぬ魂だけは弱い体躯を駆って軍人党と
挌闘
(
かくとう
)
をやらせた。
枯菊の影
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
石が崩れているのだという、かの戦慄すべく、恐怖すべき、残忍なる石と石の
挌闘
(
かくとう
)
と磨滅が始まったのである、私は絶壁を横切りながら、鋭い切れ物で
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
その皺くちやな皮膚の上に見られる衰頽と気力との激しい
挌闘
(
かくとう
)
の影は、どうにか捉へることが出来たが、澄みきつた眼のうちに湛へられた叡智のかがやきだけは
茶話:11 昭和五(一九三〇)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
挌闘(かくとう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“挌闘”の意味
《名詞》
組み合って闘うこと。
困難に立ち向かうこと。
(出典:Wiktionary)
挌
漢検1級
部首:⼿
9画
闘
常用漢字
中学
部首:⾨
18画
“挌闘”のふりがなが多い著者
小島烏水
薄田泣菫
寺田寅彦