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湘江
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しょうこう
ふりがな文庫
“
湘江
(
しょうこう
)” の例文
僕は葉巻を
銜
(
くわ
)
えたまま、舟ばたの外へ片手を下ろし、時々僕の指先に当る
湘江
(
しょうこう
)
の水勢を楽しんでいた。譚の言葉は僕の耳に
唯
(
ただ
)
一つづりの騒音だった。
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
湘江
(
しょうこう
)
の西、
零陵
(
れいりょう
)
(
湖南省
(
こなんしょう
)
・零陵)から手をつけるのが順序でしょう。次に桂陽、武陵と取って、
長沙
(
ちょうさ
)
へ進攻するのが自然かと思います。要するに、兵の進路は流れる水です。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同時に又
蒼
(
あお
)
い
湘江
(
しょうこう
)
の水もじりじり幅を縮めて行った。すると薄汚い支那人が一人、
提籃
(
ていらん
)
か何かをぶら下げたなり、突然僕の目の下からひらりと桟橋へ飛び移った。
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“湘江”の解説
湘江(しょうこう、xiāng jiāng、Xiang River)、あるいは湘水(しょうすい)は、中華人民共和国を流れる大きな川の一つで、洞庭湖に注ぐ長江右岸の支流。湖南省最大の川であり、湖南省の別名「湘」(しょう)はこの川に由来する。長さは856km。
(出典:Wikipedia)
湘
漢検準1級
部首:⽔
12画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
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