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きよすみ
ふりがな文庫
“
清澄
(
きよすみ
)” の例文
ただ
安房
(
あわ
)
や
上総
(
かずさ
)
の国で特筆されてよいと思いますのは、日蓮宗のお寺で名高い
清澄
(
きよすみ
)
山やまた風光のよい
鹿野
(
かのう
)
山に
建具
(
たてぐ
)
を職とする者が集っていて
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
斯様
(
かよう
)
に申しまする私は、決して怪しいものでもなんでもございません、もと
安房国
(
あわのくに
)
清澄
(
きよすみ
)
の山におりました小法師でございまして、あれから一度は江戸へ出て参りましたが
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
彼は外房州の「日本で最も早く、最も
旺
(
さか
)
んなる太平洋の日の出」を見つつ育ち、
清澄
(
きよすみ
)
山の山頂で、同じ日の出に向かって、彼の立宗開宣の題目「南無妙法蓮華経」を初めて唱えたのであった。
学生と先哲:――予言僧日蓮――
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
その日蓮上人は
小湊
(
こみなと
)
の浜辺に生れて、十二歳の時に、同じ国、同じ郡の
清澄
(
きよすみ
)
の山に登らせられてそこで出家を遂げました。それは昔のことで、この時分は例の
尊王攘夷
(
そんのうじょうい
)
の時であります。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“清澄”の意味
《名詞》
清らかで澄んでいること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
澄
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“清澄”で始まる語句
清澄町
清澄さ
清澄寺
清澄山
清澄公園
清澄明晰