トップ
>
深怨
>
しんゑん
ふりがな文庫
“
深怨
(
しんゑん
)” の例文
深怨
(
しんゑん
)
のある者の仕業と見せた仲左衞門の惡賢こさは、さすがの平次も舌を卷きましたが、解決して見ると、この上もなくあつけない事件です。
銭形平次捕物控:220 猿蟹合戦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
これが非常に惡かつた——と言ふのは、障子の外で、
深怨
(
しんゑん
)
の眼を光らせて居た峠宗壽軒、娘の聲にハツと驚いたところへ、續いて笹野新三郎の名乘りです。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お珊の美しい眼が、
深怨
(
しんゑん
)
と憤怒に燃えるのを亥太郎は面白さうに何時までも何時までも眺めて居ります。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
家と
財
(
たから
)
とを失ひ、自分自身をさへ失つた男が、先づ何を措いても、こんな目に逢はせた、敵に思ひ知らせてやらうと言ふ、思ひ斷つことの出來ない
深怨
(
しんゑん
)
の恐ろしさを見て
銭形平次捕物控:056 地獄から来た男
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深沈