淡藍たんらん)” の例文
この報告によるに、かつてベッセルは夜間エルベ河に舟を浮かべる際、一部分水が氾濫はんらんした傍らの低地において、淡藍たんらん色を帯ぶるあまた小形の炎を見た。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
しかし、物体に触れてもこれを焼くことなく、ほとんど感じ得るほどの熱をだにもたぬようだ。色は通常淡藍たんらんだが、黄、紫、青等のものもあり、まれには純白のものもある。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)