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淡紅色
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ももいろ
ふりがな文庫
“
淡紅色
(
ももいろ
)” の例文
戻って柳橋の袂を
往復
(
ゆきかえ
)
りして、
淡紅色
(
ももいろ
)
の
洋脂
(
ぺんき
)
が錆に
剥
(
はげ
)
た鉄欄の間から、今宵は神田川へ繋り船の
妻
(
かみ
)
さんが、桶を
舷
(
ふなばた
)
へ載せて米を磨いで居る背中に、
四歳
(
よっつ
)
ばかりの
小児
(
こども
)
が負われながら
仰反
(
のけぞ
)
って居るのを
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
見て投ずる商い上手俊雄は番頭丈八が昔語り
頸筋元
(
くびすじもと
)
からじわと真に受けお前には大事の色がと言えばござりますともござりますともこればかりでも青と黄と
褐
(
ちゃ
)
と
淡紅色
(
ももいろ
)
と
襦袢
(
じゅばん
)
の袖突きつけられおのれがと俊雄が思いきって引き寄せんとするを
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“淡紅色”で始まる語句
淡紅色紋絽