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涼絹
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すずし
ふりがな文庫
“
涼絹
(
すずし
)” の例文
黄の
涼絹
(
すずし
)
の
単衣
(
ひとえ
)
に
淡紫
(
うすむらさき
)
の
裳
(
も
)
をつけて扇を使っている人などは少し気品があり、女らしく思われたが、そうした人にとって氷は取り扱いにくそうに見えた。
源氏物語:54 蜻蛉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
これが問題になればだれが襖子をあけたかと必ず言われるであろう、あの人の着ていたのは
単衣
(
ひとえ
)
も
袴
(
はかま
)
も
涼絹
(
すずし
)
であったから、音がたたないで内側の人は早く気づかなかったのであろうと苦しんでいた。
源氏物語:54 蜻蛉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
涼
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
絹
常用漢字
小6
部首:⽷
13画
“涼”で始まる語句
涼
涼風
涼気
涼傘
涼台
涼夜
涼朝
涼秋
涼味
涼場