トップ
>
涕泗
>
ていし
ふりがな文庫
“
涕泗
(
ていし
)” の例文
弟は東獄に
繋
(
つな
)
がれて死し、兄は西海に向って投ず。死その地を
殊
(
こと
)
にすといえども、同じくこれ皇恩に
酬
(
むく
)
ゆ。ああ、吾が身
未
(
いま
)
だ死せず、感慕
涕泗
(
ていし
)
流る。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
『淵鑑類函』四三六には、宋の太宗の愛犬、帝朝に坐するごとに必ずまず尾を
掉
(
ふ
)
って吠えて人を静めた。帝病むに及びこの犬食せず、崩ずるに及び号呼
涕泗
(
ていし
)
して
疲瘠
(
ひせき
)
す。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“涕泗”の意味
《名詞》
涙と鼻水。
(出典:Wiktionary)
涕
漢検1級
部首:⽔
10画
泗
漢検1級
部首:⽔
8画
“涕”で始まる語句
涕
涕泣
涕涙
涕垂
涕汁