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涎衣
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よだれかけ
ふりがな文庫
“
涎衣
(
よだれかけ
)” の例文
榛軒は庚寅の年に侯に扈随して福山に往つた時、午後屡轎中に
仮寐
(
かび
)
した。そして涎が流れて襟を
溼
(
うるほ
)
した。榛軒は自ら白布を截つて
涎衣
(
よだれかけ
)
を製し、
轎
(
かご
)
に
上
(
のぼ
)
る毎にこれを
腮下
(
さいか
)
に懸けた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
涎
漢検1級
部首:⽔
10画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“涎”で始まる語句
涎
涎掛
涎懸
涎垂
涎流
涎液
涎繰
涎臭
涎食