消手けして)” の例文
「この辺の邸は、どこも逃げてしまって、なかには犬っころがいるだけだ。実にけしからん。だから焼夷弾が落ちても、誰も消手けしてがないのだ。非国民もはなはだしい!」
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)