海老上えびあが)” の例文
そうして「海老上えびあがり」の両足を遠く空ざまに伸しながら、「二——」と再び喚いた時には、もう冬の青空をあざやかに切りぬいて、楽々とその上にあがっていた。
毛利先生 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)