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浦粕
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うらかす
ふりがな文庫
“
浦粕
(
うらかす
)” の例文
「りょうは新しいべか舟を買っただな」と男が云った、「元のべか舟はじいさまの代からのもんで、
浦粕
(
うらかす
)
一のぶっくれ舟だっけだが」
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
彼の憤慨は少しもしずまらず、そこのトンカツにもカレーライスにもけちをつけ、「
浦粕
(
うらかす
)
の四丁目(洋食屋)のほうがずっとうめえや」
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
汐
(
しお
)
が大きく
退
(
ひ
)
く満月の前後には、
浦粕
(
うらかす
)
の海は
磯
(
いそ
)
から一里近い遠くまで
干潟
(
ひがた
)
になる。水のあるところでも、足のくるぶしの上三寸か五寸くらいしかない。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
浦粕
(
うらかす
)
町は根戸川のもっとも下流にある漁師町で、貝と
海苔
(
のり
)
と釣場とで知られていた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
浦粕
(
うらかす
)
の宗五郎
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
浦
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
粕
漢検準1級
部首:⽶
11画
“浦”で始まる語句
浦
浦塩
浦山
浦賀
浦曲
浦島太郎
浦人
浦安
浦島
浦添