流謫りゅうたく)” の例文
ここに赤穂義士の連盟も分裂の危機にひんしたのである。が、幸か不幸か、七月の二十二日になって、江戸の吉田忠左衛門から浅野大学が芸州げいしゅう広島へ流謫りゅうたくを命ぜられたことを報じてきた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)