“りゅうたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
流謫50.0%
笠沢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに赤穂義士の連盟も分裂の危機にひんしたのである。が、幸か不幸か、七月の二十二日になって、江戸の吉田忠左衛門から浅野大学が芸州げいしゅう広島へ流謫りゅうたくを命ぜられたことを報じてきた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
しかれども詩情もまたおおき人たりしは疑う可からず。詩においては陶淵明とうえんめいし、笠沢りゅうたく舟中しゅうちゅう陶詩とうしを読むの作あり、うちに淵明を学べる者を評して
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)