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るたく
ふりがな文庫
“るたく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
流謫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流謫
(逆引き)
(
流竄
(
りゅうざん
)
。そういう言葉が彼にはすぐ浮ぶのだ。だが、彼は身と自らを人生から
流謫
(
るたく
)
させたのではなかったか)
苦しく美しき夏
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
それらの
流謫
(
るたく
)
の神々にいたく同情し、彼等をなつかしみながらも、新らしい信仰に目ざめてゆく若い貴族をひとり見つけてきて、それをその小説の主人公にするのだ。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
その寂寥はすでに人を狂死せしめる苦痛を
蔵
(
かく
)
してゐたでもあらう。他巳吉の跫音が杜絶えたなら、最後の生気が杜絶えたやうなものだつた。魂の
流謫
(
るたく
)
を受けた左門であつた。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
るたく(流謫)の例文をもっと
(11作品)
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