“流目”の読み方と例文
読み方割合
ながしめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玩具店を張る老婦も、神前にぬかずく商人風の男も、袋物店の娘に流目ながしめを投げてゆく若者も、すべて神の使わしめの鳩のように、何の悩みもなく、無心の中に春の恵みを祝福しているのだった。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)