トップ
>
活字引
>
いきじびき
ふりがな文庫
“
活字引
(
いきじびき
)” の例文
とりわけこの近藤相模守茂郷は三十一の時に大目附へ召し出されて、七十七歳まで勤め続けて来た殿中の
活字引
(
いきじびき
)
である。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
昨日亡くなつた文学博士星野恒氏は、国史の事にかけたら
活字引
(
いきじびき
)
と言はれる程、物覚えの
良
(
い
)
いので聞えた人であつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
演説の方なら十時間でも一気
呵成
(
かせい
)
だが、文章となると考えばかりが先走って困るんだ。おまけに唯一の参考書類兼
活字引
(
いきじびき
)
ともいうべき友吉おやじが居ないんだからね。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
わずかにこの
活字引
(
いきじびき
)
と写字器械とを製造するにとどまりて、世に無用の人物を増したるのみ。
文明教育論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
活字引
(
いきじびき
)
になってみたところで一向つまりませんな、活字引はまだいいけれども、腐れ儒者となった日には手もつけられません、学問は実地に活用しなければつまらねえんでございます。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
こうしておけば、私はやがて
活字引
(
いきじびき
)
として皆から重宝がられます。
ガリバー旅行記
(新字新仮名)
/
ジョナサン・スウィフト
(著)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“活字”で始まる語句
活字
活字函
活字本