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活人形
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いきにんぎやう
ふりがな文庫
“
活人形
(
いきにんぎやう
)” の例文
「そんなものぢやねえ、兩國の小屋——近頃評判の地獄極樂の
活人形
(
いきにんぎやう
)
の看板になつて居る
普賢菩薩樣
(
ふげんぼさつさま
)
が、時々泣いて居るつて話ぢやありませんか」
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
半出來
(
はんでき
)
の
藝妓
(
げいしや
)
——
淺草
(
あさくさ
)
のなにがしと
札
(
ふだ
)
を
建
(
た
)
てた——
活人形
(
いきにんぎやう
)
をのぞくところを、
唐突
(
だしぬけ
)
に、くわら/\、くわら、と
蛙
(
かへる
)
に
高笑
(
たかわら
)
ひをされたのである。よしよしそれも
面白
(
おもしろ
)
い。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その後ろは水族館である、
安本亀八
(
やすもとかめはち
)
の
活人形
(
いきにんぎやう
)
である、或は又珍世界のX光線である。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“活人形(
生人形
)”の解説
生人形(いきにんぎょう)は、日本の見世物のひとつ。活人形とも表記される。江戸時代の見立て細工のひとつ「生人形細工」として生まれ、1850年代後半から1880年代にかけては物語の登場人物を迫真的に表現した等身大の人形として見世物興行に使われて人気を博した。
(出典:Wikipedia)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“活人”で始まる語句
活人画
活人
活人事
活人書
活人指掌方