“洋車”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くるま33.3%
ヤンチャ33.3%
ヤンチョ33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“洋車”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
邦人達は、つい三丁先へ野菜ものを買いに行くのでも、洋車くるまにふんぞりかえって、そのくせ、苦力にやる車代はむちゃくちゃに値切りとばして乗りつけなければ、ならないものと心得ていた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
君覚えているだろう? 平生ふだんは、人間や洋車ヤンチャや馬車が雑沓しているところだ。
防備隊 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
客を求める洋車ヤンチョむれが、どこからか、白露兵の周囲にまぶれついた。苦力のズボンの尻はフゴ/\していた。彼等は、自分だけさきに客を取ろうと口やかましく争った。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
デボチンの色の黒い眼がくり/\した一人の土匪は、両手をうしろへ廻されて、うなじに吊すように、ふん縛られ、足は大きな足枷あしかせで錠をかけられていながら、真中の洋車ヤンチョにふんぞりかえって、俥夫と、保安隊士を等分に呶鳴りつけていた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)