“泡波”の読み方と例文
読み方割合
あぶく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いらっしゃい。」と……水へ投げて海津かいずしゃくう、溌剌はつらつとした声ならいが、海綿に染む泡波あぶくのごとく、投げた歯に舌のねばり、どろんとした調子を上げた、遣手部屋やりてべやのおさんというのが
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)