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沼垂
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ぬつたり
ふりがな文庫
“
沼垂
(
ぬつたり
)” の例文
雲坪先生は新潟の
沼垂
(
ぬつたり
)
の地へ婿に行つた。これは、明治時代の前であつた。婿に行つた雲坪は医者になりたいからとて、養家の人に語つて長崎へ飄然と勉強に出掛けた。
小川芋銭先生と私
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
自動車は雪どけの泥濘の街を走り、万代橋を越え、そして
沼垂
(
ぬつたり
)
をすぎた。もはや人家はなかつた。平野のすべてが見渡すかぎり雪だつた。自動車は頻りに小さな流れを越えた。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
沼
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“沼”で始まる語句
沼
沼田
沼地
沼沢
沼津
沼尻
沼間
沼宮内
沼気
沼波瓊音