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油布
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あぶらぬの
ふりがな文庫
“
油布
(
あぶらぬの
)” の例文
武田勢は、夜明けもまたず、それへ
攀
(
よ
)
じ登って、銃口を並べ、また
焔
(
ほのお
)
の枯れ柴や
油布
(
あぶらぬの
)
へ
分銅
(
ふんどう
)
をつけて、火の鳥のように、大手門の内へ投げこんだ。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぼくは
遁走
(
とんそう
)
をあきらめてかれらの命令どおりにした、数日前、ぼくらは
堤
(
つつみ
)
をさかのぼって茂林のなかに進んだ、とぼくらは、枝にひっかかったえたいの知れない
油布
(
あぶらぬの
)
でつくったらしい
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
年少組はバクスターを
首領
(
しゅりょう
)
にして、ヴィクンヤなどを入れておく
小舎
(
こや
)
を建てることにむちゅうになった、小舎はサクラ号から持ってきた板をもってつくり、屋根は松やにを
塗
(
ぬ
)
った
油布
(
あぶらぬの
)
をもっておおい
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“油布”で始まる語句
油布張