“没身”の読み方と例文
読み方割合
みなげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憂鬱ゆううつの半年、身をひきむしってしまいたいような日々を、人形を抱いて見たりほうりだしたり、小説を書けば、「五大堂」のように、没身みなげ心中を思ったりして、錦子はだんだんにつかれていった。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)