“汗不知”の読み方と例文
読み方割合
あせしらず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにむかって、サッパリと汗不知あせしらずでも附けようとすると、往時むかし小泉の老祖母おばあさんが六十余に成るまで身だしなみを忘れずに、毎日薄化粧したことなどが、昔風の婦人おんなの手本としてお種の胸に浮んだ。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)