汐境しおざかい)” の例文
今度こんだのようにまる/\一月休みの、来月だって稼げるか稼げねえか分らねえ汐境しおざかいに立って釣どころの沙汰じゃァねえ。——人情はそうしたもんだ。——なァ小倉?
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)