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しおざかい
ふりがな文庫
“しおざかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潮界
50.0%
汐境
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潮界
(逆引き)
徒
(
いたずら
)
に
歳月
(
としつき
)
を送ッたを惜しい事に思ッているのか? 或は母の言葉の放ッた光りに我身を
縈
(
めぐ
)
る
暗黒
(
やみ
)
を破られ、始めて今が浮沈の
潮界
(
しおざかい
)
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
物のうちの人となるもこの
一時
(
ひととき
)
、人の
中
(
うち
)
の物となるもまたこの一時※今が浮沈の
潮界
(
しおざかい
)
、尤も大切な時で有るに、お勢はこの危い境を
放心
(
うっかり
)
して渡ッていて
何時
(
いつ
)
眼が覚めようとも見えん。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
しおざかい(潮界)の例文をもっと
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汐境
(逆引き)
今度
(
こんだ
)
のようにまる/\一
ト
月休みの、来月だって稼げるか稼げねえか分らねえ
汐境
(
しおざかい
)
に立って釣どころの沙汰じゃァねえ。——人情はそうしたもんだ。——なァ小倉?
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
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