“求肥（ぎゅうひ）” の例文

切端（きれっぱし）の反古（ほご）へ駄菓子を撮（つま）んで、これが目金だ、万世橋を覚えたまえ、求肥（ぎゅうひ）製だ、田舎の祭に飴屋が売ってるのとは撰（たち）が違う、江戸伝来の本場ものだ。

雪柳 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)

“求肥”の意味

《名詞》
求肥（ぎゅうひ）

白玉粉を水を加えて一度蒸し、さらに砂糖や水飴を加えて練り、固めた菓子。「求肥飴（ぎゅうひあめ）」の略で、牛皮とも書く。
(出典:Wiktionary)

“求肥”の解説

求肥（ぎゅうひ）は、和菓子の材料のひとつで、白玉粉または餅粉に砂糖や水飴を加えて練り上げたものである。牛皮や牛肥とも表記する。
また求肥（りゅうひ）は、酢で締めた白身魚やサーモンなどを専用の昆布で巻いたもので、京都のお節には欠かせないものである。「ぎゅうひ」とは読み方が異なるだけで同じ字面だが、ここでは触れない。
(出典:Wikipedia)

求	常用漢字 小４ 部首:⽔ 7画
肥	常用漢字 小５ 部首:⾁ 8画