“ぎゅうひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
求肥50.0%
牛皮50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切端きれっぱし反古ほごへ駄菓子をつまんで、これが目金だ、万世橋を覚えたまえ、求肥ぎゅうひ製だ、田舎の祭に飴屋が売ってるのとはたちが違う、江戸伝来の本場ものだ。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それは四日の日で、道太は途中少し廻り道をして、墓参をしてから、ここへやってきた。そして大きな褄楊枝つまようじで草色をした牛皮ぎゅうひを食べていると、お湯の加減がいいというので、湯殿へ入っていった。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)