“水葬（すいそう）” の例文

舟にそれを乗せて湖水（こすい）に水葬（すいそう）したことなどを思いうかべて、まだ子をたずねる母、尋（たず）ねらるる子は、幸（しあわ）せであるように考えられた。

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

土葬（どそう）水葬（すいそう）

丹下左膳：03 日光の巻 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)

武士（ぶし）にかえった門出（かどで）に、小文治（こぶんじ）は、母の亡骸（なきがら）をしずかな湖（うみ）の底へ水葬（すいそう）にするつもりと見える。

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

“水葬”の意味

《名詞》
水葬（すいそう）

遺体を河川・湖沼・海洋などの水中に投じて葬ること。
(出典:Wiktionary)

“水葬”の解説

水葬（すいそう）は葬儀方法の一種で、遺体を海や川、湖に葬るやり方である。国によっては宗教上の理由から、土をかけて一旦土に還した形（土葬）をとった後に行う場合もある。
(出典:Wikipedia)

水	常用漢字 小１ 部首:⽔ 4画
葬	常用漢字 中学 部首:⾋ 12画